2023/10/24

【教えて経産省】日本の脱炭素は、なぜ難しいのか

日本の脱炭素は、世界でも「超難解」なパズルである──。
日本のエネルギー自給率はたったの11%(出所:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」)。これは先進国の中では下から2番目と、圧倒的に低い数値です。
これだけ自給率が低い原因は、自国の資源に乏しく、化石燃料の輸入に頼ってきた点にあります。私たちが日々使っている電気は、7割以上が火力発電で賄われています。
そんな日本は、どうやって脱炭素へシフトしてゆけばよいのか。
グリーンな経済を作るにあたって、ものづくり中心の経済を支えながら、脱炭素を両立させることはできるのか。
経産省(資源エネルギー庁)で、日本のエネルギー政策を形作るキーパーソンに、お話を伺いました。
*この連載は、NewsPicksのポッドキャスト番組『グリーンビジネス』と連動しています。
INDEX
  • 日本の自給率は「ビリから2番目」
  • 2030年には、再エネを「2倍」に
  • 「日本が伸ばせる再エネ」はどれだ