不動産投資で広がるESG考慮、「社会貢献」主因-三井住友信託調査
Bloomberg.com
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運用会社等へのアンケートで1位(73.4%)になった「社会への貢献」よりもむしろ2位(64.1%)となった「ステークホルダーの要求」に注目したい。社会経済におけるDXの進展を追い風に不動産投資市場におけるデータ整備が進み、高いレベルの説明責任を持つ年金基金などが不動産投資市場の中心プレイヤーになってくれば、彼らが重視する価値であるESG、とりわけ環境面への配慮は、投資判断において重要なポイントになるはず。その際個々の不動産だけでなく、不動産投資ポートフォリオ全体でのCO2排出(環境負荷)を見る必要があり、(広義の)不動産投資ポートフォリオの中に、CO2吸着源である森林や農地などを組み込む(米国やカナダで先行する森林リートなど)動きなども、日本でこれから出てくると私は見ています。