2023/10/19

【面白すぎる】人気ラーメンチェーン、4割外国人社員の採用戦略

片平 知宏

NewsPicks編集部 記者

あのラーメンチェーン店、実は社員の4割が外国人──。

トロトロのチャーシューがおいしいラーメンチェーン「喜多方ラーメン坂内」を運営している株式会社麺食（東京都品川区）の社員は実に約4割が外国人労働者だ。

「喜多方ラーメン坂内」の店舗で外国人店員の接客を受けた方も多いのではないだろうか。

アルバイトとして留学生を雇っているだけだと思いきや、どうやらそうではないらしい。

どういう戦略で外国人材を採用しているのか。積極的に外国人採用を進めてきた麺食の中原誠社長を直撃すると、考え抜かれた採用戦略と、面白すぎるエピソードが満載だった。

お台場で見た「未来の縮図」

──外国人採用を積極的に進めていらっしゃるそうですね。

コメント

注目のコメント

• 佐藤 陽一郎

  パブリックアフェアーズ・コンサルタント

  ・2023年10月19日

  記事の最後の部分で紹介されている、今後の海外展開戦略は、日本が進む未来を示しているようですね。
  
  「これからヨーロッパでも店舗を展開しようと思っていますが、例えば、ネパール人の社員がドイツに行くとなると、これが簡単じゃない。特にアメリカは凄く難しいと言われています。日本企業で働いている英語ができる外国人社員を海外に派遣できるようになれば、僕らはもっとスピードアップできます。」
  
  日本の人口が減少し、日本市場自体が縮小していく。そのような中、飲食を含め、日本のサービスや商品を海外に売り出す、海外に展開していくのは必然。同時に、日本の人口構造から、働き手も限られているなか、海外から日本に来ている外国人社員の力も上手に活用しながら、北米、欧州、アジア中東にグローバル展開していく。
  
  これまでは、日本の市場だけを見て、日本人向けの、日本人による商売をしていれば足りていましたが、これからは、海外の市場も見て、海外向けの商品も作り、日本人と海外の従業員と供に事業成長を目指さなくてはならないという状況が増えてきているのですね。また、記事にあるように、海外での就労ビザの課題など、マクロ的に解決すべき課題もたくさんありそうです。
  
  現場では、宗教の問題も絡みますから様々な苦労があると思いますし、「正解」はないのだと思いますが、私も海外駐在や外国企業において海外出身の同僚から学んだ事は数えきれないほどありますので、海外出身の同僚から学ぶべきことは決して少なくなく、そのような多様性ある企業文化を持つ日本企業がさらに成長し、世界に展開していって頂きたいと思いました。
• 片平 知宏

  NewsPicks編集部 記者

  ・2023年11月15日

  とにかくエピソードが面白く、採用方法も、面白いインタビューでした。ぜひご覧ください！
  
  外国人労働者を日本に連れてくるのに課題がなんと言っても日本語ですが、大学の早い学年で内定を出して、そこから日本語を学んでもらう手法は一つの解決策だなと感じます。
  
  ベートーベンのエピソード大好きです。
  
  1日目の移民ファクトフルネスも合わせてご覧ください。
  https://newspicks.com/news/9058875
• 遠藤 直紀

  株式会社ビービット 代表取締役

  ・2023年10月19日

  日本の常識は世界の非常識でもあるので、外国籍の従業員が増えるということはより普遍性が高く、合理的で説明責任を果たせる人事制度を構築する必要が出てきます。そして一朝一夕で上手くいかせることはできないので、試行錯誤を伴う長期的な視野での経営が求められますが、結果としてより大きな市場に展開できるので今後の飛躍が楽しみです。それに美味しい日本のラーメンが世界中で食べられることは、日本人としてはとても嬉しいです。ますますのご発展を祈念します。