2023/11/13
【事業に活かす】社員の経営者視点を育む「ファイナンス」記事9選
事業成長の鍵は社員の「経営者視点」
青果物の卸売販売や業務用加工を担う有限会社佐賀東部青果。同社は2018年から、東京の大田市場への支店の開業、外食事業として新たに和食店「亀(き)おたけ」をオープンさせ、事業の多角化に力を入れている。
樋口 どの事業もNewsPicksで読んだ記事をヒントに、試行錯誤しています。おかげで、この7年間で売上を27億円から36億に円に引き上げることができました。
代表取締役社長の樋口正尚氏(後列真ん中)
同社の三代目社長である樋口氏は「業界が抱える課題に向き合うために、日頃から社員にもアウトプットする力を養ってほしい」とNewsPicks Premium 法人契約プランの導入を決定したという。
樋口 読み込むうちに、ビジネスには業界ごとに成功ロジックがあり、やり方を変えれば青果卸売業界に活かせることに気づきました。その発見を弊社の社員にも実感してほしかったのです。また社員たちにビジネス感覚を磨いてほしいという思いもありました。
いろいろな記事を読むことで、世界が広がり視座が上がることはみんなにとってプラスになるはず。首都圏と地方の働き手の意識の差は、このように地道に埋めていくしかないと考えています。
チームの「経営者視点」を高める記事9選
チームや会社全体で読みたい記事を厳選したプレイリスト。今回は「メンバーに経営者視点を」をテーマに企業活動を数字で理解する『ファイナンス』にフォーカスした。NewsPicksオリジナル記事から9記事を紹介する。
超入門の基礎から応用まで、さまざまな分野をわかりやすくまとめるNewsPicksを、チームのインプットにぜひ役立ててほしい。
- 事業成長の鍵は社員の「経営者視点」
- チームの「経営者視点」を高める記事9選
- 知識ゼロから決算書を理解
- 第一歩は「コストを味方につける」
- これさえ分かれば大丈夫、今すぐ決算分析
- 経営戦略はどう数字に表れるのか?
- 「良い赤字」っていったい何だ?
- 財務データで「経営危機」を予測する
- 貸借対照表で決算書の怪しさを見抜く
- 収益性で押さえるべき「財務指標」の扱い方
- 資金調達をするプロの視点とは
- 幅広い情報収集から「共有」まで
知識ゼロから決算書を理解
【完全図解】ざっくりつかむ。会計・ファイナンス「超入門」
決算書とは、どれだけ売ってどれだけ儲けたかをまとめた損益計算書(PL)、会社の資産や借金をリスト化した貸借対照表(BS)、実際の現金の流れを示したキャッシュフロー計算書(CF)の3つの財務諸表で構成されている。ファイナンスを超基礎からビジュアルで学ぶ。
第一歩は「コストを味方につける」
【完全理解】ファイナンス入門の「第一歩」はここにある
費用を味方につけ、利益とコストを両立することがファイナンスの肝。投資に対するリターンを測るために重要な「売上総利益/粗利益」「販管費率」「EBITDA」「ROIC」の4つの指標を事例とともに見ていこう。
これさえ分かれば大丈夫、今すぐ決算分析
知っています?決算資料でここまでビジュアル理解できる
決算資料から「業績の変動要因」「事業ごとの業績」「地域別の業績」「景気の今後の変化」を調べるにはどこを見るべきなのか。実在する企業のIRページを参考に、決算情報にアクセスする具体的な手法と決算資料の注目ポイントを紹介する。
経営戦略はどう数字に表れるのか?
【読書】決算書が読めれば「企業戦略」が見えてくる
数値から会社の実情だけでなくその企業の改善ポイントまで見つけ出すことができる「読み方」があるという。一つは仮説を立てて読むこと、もう一つは経営戦略がどう数字に表れるのかを理解することだ。その裏技的「読み方」とは。
「良い赤字」っていったい何だ?
【必須知識】「赤字=悪」という常識は、もう捨てよう
「黒字=良い」「赤字=悪い」の理解はもう古い──。良い赤字、悪い黒字とは一体何か。どのような企業が成長できるのか。事例を交えて解説する。
財務データで「経営危機」を予測する
【分析】10社の財務データが示す、企業の「本当の実力」
PL(損益計算書)に加え、「キャッシュフロー」にも注目することで、本当に成長している企業や、経営危機のリスクが高い企業などを見分けることができる。アマゾンや日立製作所など、さまざまな企業を事例に、キャッシュフローを用いたファイナンス分析について図解する。
貸借対照表で決算書の怪しさを見抜く
【1万字】怪しさも見抜ける。バランスシートの「本当の読み方」
決算内容以外にも見るべきポイントはたくさん。決算書に「騙される」落とし穴とは。貸借対照表(BS)をきちんと読み解き、決算書の怪しさを見抜くポイントを整理する。
収益性で押さえるべき「財務指標」の扱い方
【新企画】プロに学ぶ、絶対に忘れない「財務指標」の覚え方
ROE、ROIC、ROA、PER、PBR…...。全て「Return On ◯◯◯」と、事業に投資してどれほど利益(Return)を生んだかという収益性を示している。では、いったいどの場面でどの指標を見るべきなのか。「価値が高い会社」と判断されるための財務的戦略を紹介する。
資金調達をするプロの視点とは
【週末に読む】ファイナンスの肝「財務レバレッジ」を学ぼう
事業を運営するために必要な資本をどれだけ調達すべきか。「企業が属する業界」「ビジネスモデル」「規模やフェーズ」の3つによって変わる最適な資金調達とは、そして不況に備えたいポイントとは何かを紐解く。
幅広い情報収集から「共有」まで
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こちら企画・編集:佐藤渉伍、間正麻友美
構成:安西ちまり
デザイン:九喜洋介