「中国の半導体産業」は滅亡の危機…日本政府の「23品目の禁輸措置」に中国企業が怯えている理由
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注目のコメント
ほぼ最先端プロセスの一部装置に限定していて米国の規制に沿った形。中国からすると米国企業から入手が難しければ日本企業からという経路も封じられてしまった状況。
即効性がある(=現状中国で生産しているプロセスは対象ではない)規制ではないので、この後どのように状況が変化していくのか気になりますね。輸入が規制されることになった中国は第三国経由での輸入などを試みつつ国産化を進めるだろうと思うが、この国産化というのもモノによって難易度はかなり違ってくるんだろうなぁーって思う。
例えばかつての日本が得意だった商品を購入して分解して徹底的に構造を調べるって手法。いまでも世界中で行われているでしょう。特許とかを無視すれば模造品は作れるだろうし精度も上がる。だがそれが難しいのが例えば素材。高純度のH2O(純水)をいくら調べてもその作り方は分からない。
それが大量に使う安価なものなら現地に工場を作るなどして製造装置を持っていくことが合理的な判断になるが、もっと少量で高価なものなら極力日本に留め製造装置はもとより工場の所在すら秘密にするくらいした方がいいのかも。産業スパイを警戒しつつ、特許で守る部分とあえて特許に出さずノウハウを秘密にとどめて置く部分を組み合わせているのかな。
あと政府としては貴重な技術を持つ企業を国策として買収から守るよう力を注いでもらいたい。