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三菱重、新型ロケット「H3」は年間最大6基打ち上げ見込む

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    一方のSpaceXのFalcon9は2023年に100回近い打ち上げを見込んでいます。せっかくH3は価格競争力があるロケットなのに打ち上げ回数が限られるのは勿体無い。

    Falcon 9の射点は3つ。一方、種子島には二つの射点があります。だから問題は射点の数ではない。

    打ち上げ回数が限られる一つの理由は、種子島の漁業関係者との取り決めです。2010年の漁業関係者との交渉で、年間いつでも打ち上げ可能となりましたが、打ち上げ機数は年間17機に限られました。
    https://www.jaxa.jp/press/2010/07/20100729_tnsc_j.html#:~:text=%E6%9C%9F%E9%96%93%20%E5%B9%B3%E6%88%9023%E5%B9%B44,17%E6%A9%9F%E4%BB%A5%E5%86%85%E3%81%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82

    もちろんロケットよりも昔から種子島で受け継がれてきた漁業を蔑ろにするわけにはいきません。そこが、フロリダと事情が異なる点です。南と東に海がひらけている日本は地理的はロケット打ち上げに圧倒的に有利なのですが、文化的要因が難しいですね。


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    これまで日本のロケットの色はオレンジ色でしたが,H3は薄い黄色になったのに気が付いたでしょうか.
    タンク周りに吹き付けた断熱材の色なのですが,もともと白い色であるところ,長期保存すると紫外線で黄色からオレンジに変化していきます.つまり,この薄い黄色には,ロケットを製造したらすぐに打ち上げますよ,高頻度,即時的に打ち上げますよ,という目標を意味しています.今後,射場に現れたロケットの色に注目していくと面白いと思います.
    このサイズのロケットは1発100億円あたりが相場です.海外のFalcon9で打ち上げ相場にファルコンショックをもたらしたSpaceX,異なる2つの静止軌道に衛星を乗せることができるため実質半額のアリアンがライバルです.H3も狙うは1発50億円です.
    これまでの日本のロケット,HII,H-IIA,H-IIBの1段エンジンはスペースシャトルで採用された二段燃焼サイクルを採用した最先端のLE-7シリーズでしたが,開発に時間がかかり,出来上がったエンジンも溶接部位を職人が平らに削るなど職人が仕上げた芸術的なエンジンになってしまいました.
    それをシンプルなエキスパンダブリードサイクル方式に変更.部品点数は2割減.低コスト,高信頼性の一方,燃費と推力が多少劣るところを,技術開発で補いました.その技術開発の過程で技術的課題が見付かり,2年遅れました.
    日本には小型ロケットの開発を行っている民間企業はありますが,この大きさのロケットはH3しかありません.大型ロケット技術を継承するためにも重要なロケットとなります.もちろん,民間移管も進めます.


  • 東京大学 工学部 航空宇宙工学科 / 第5期 Student Picker

    年間打ち上げ回数も大切な指標ですが、まずは打ち上げ成功による信頼の獲得と打ち上げ費用の削減が大切です。

    今回のロケットは費用削減のためH-Ⅱと構造を大きく変えており技術的に難しい点も多々ありますが、成功率向上と費用削減を上手く両立して世界で戦える競争力を手にしてほしいですね。


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