米、空母打撃群を東地中海に派遣 イスラエルに支援強化
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支持を示すのももちろんそうだが、重要なポイントはハマスに対して、これ以上の攻撃に対して米軍が出動するかもしれないということで威圧し、抑止するということを目的としているのだと思われる。実際米軍が実戦に関与するかどうかは別だが、そうした姿勢を見せることで紛争の拡大を防ぐことを意図していると思われる。
米海軍がイスラエル沖に展開しているのは、イスラエルへの攻撃を牽制するためです。
牽制している相手は、ガザ地区のハマースではなく、レバノンのヒズブッラーです。
ハマースはゲリラ戦主体なので、空爆は効果が薄いです。
ハマースの味方はイランだけであり、シーア派組織のヒズブッラーは、レバノンのイランにおける代理人です。
ヒズブッラーの軍事力は、ハマースよりもはるかに強大で、レバノン政府軍よりも優位で、重火器も数多く持っています。
イスラエル軍は、これからガザ地区を殲滅する作戦に取りかかりますが、その際にヒズブッラーがイスラエルに侵攻すれば大きな脅威になります。
今のところ、ヒズブッラーは、様子見程度の攻撃しかイスラエルに仕掛けていませんが、イスラエル軍が地上部隊でガザ地区を殲滅しにかかれば、本格的にイスラエルを攻撃する姿勢を見せています。
それを阻止するためには、米軍による空爆は効果があります。素早い対応。地域の安定よりハマスへの威嚇でしょうか。今後は最強イスラエル軍の展開が気になるところです。この地域の混乱は世界経済への影響も大きく安定を目指してほしいところです。