(ブルームバーグ): 米ヘッジファンド運営会社パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントの創業者ビル・アックマン氏は28日、CNBCとのインタビューで、米30年債利回りが5%の抵抗線を突破してもショックを受けることはないだろうと述べた。
アックマン氏はその中で、短期的には地政学的緊張が引き続き市場にとって最大のリスクだとした上で、エネルギー価格と金利の上昇も依然、懸念材料であると語った。一方で、多くの企業はインフレ率3%の環境でもうまくやっていけるとの見方を示した。
このほか、パーシング・スクエアが先にグーグル親会社アルファベット株を買い増したのは人工知能(AI)に大いに関係がある判断だと説明した。
アックマン氏は今月、ウォール街の他の資産家とともにウクライナのゼレンスキー大統領と面会しており、同国に侵攻しているロシアとの戦争が終結した後のウクライナ情勢に強気であると語った。
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原題:Ackman: Wouldn’t Be Shocked To See 30-Year Rates Into 5% Barrier(抜粋)
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