NY株続落、68ドル安 米長期金利上昇を嫌気
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きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。
一時300ドル超下落する場面が見られましたが、後半には値ごろ感の買い戻しも入り、その日の下げを解消する場面が見られたものの、上げを維持できずに小幅続落しています。
米国債利回りが更に上昇し、原油相場も一時94ドル台と昨年来高値を更新したことから、米株式市場は引き続き上値が重いです。
FRBが高金利を予想以上に長期化させ、市場のソフトランディング期待にも黄色信号が点灯し始めています。
9月相場は季節的に弱いとの経験則があり、今年もそのアノマリーは成立しそうで、9月のS&P500は5.2%、ダウ平均は3.2%、ナスダックに至っては7%近く下落しています。
10月相場に入っても調整局面は続くとの見方もあるようですが、決算シーズンが10月中旬に始まり、予想以上に好調であれば、この調整相場は終止符が打たれるかもしれないとの期待もある様です。
これだけ金利上昇して原油価格が上昇しているにも関わらず、VIX一服し、特にナスダックよく堪えている印象で、今年入ってから続く上昇圧力の強さを感じます。
それでもやはり、金利が下降トレンドに入らない限り、米株市場には試練続き、今週末も政府閉鎖リスクあり注意要な状況だと思います。大統領自らストに参加して「労働分配率」に軍配を挙げる国ですので、「資本分配」はどうしても割を食いますですね。
政府閉鎖騒ぎは週明けには山を越え、そこで株価反発するためのタメを作っていると信じたいものです。最近、積立nisaやPayPayポイント投資など
気軽なものから始めてみたところ、こういうニュースにも関心を持って自分ごととして捉えられるようになってきた気がします。より深く「理解」出来るよう勉強していきたいです。