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巨大ブラックホールが自転 噴出ガスが首振り運動、新証拠

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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    イベント・ホライゾン・テレスコープを使用した電波観測で、M87銀河の中心に太陽の約65億倍の質量を持つ巨大ブラックホールが見つかったのは記憶に新しい(2019年4月の出来事)。実は、このブラックホールの付近からジェットと呼ばれるガスが噴射されているのもその前から観測されていて、そのジェットがまっすぐ噴射されているのではなくウネウネと曲がりながら噴射されていることも知られていた。今回の研究ではそのウネウネを過去から現在にわたる観測データと最新の数値シミュレーションの両方から詳細に解析した結果、約11年周期でウネウネしていることがわかり、その原因はブラックホール周囲のガス円盤の首振り運動(歳差運動)にあると主張した、というのが要点。ただ、ジェットの噴射と降着円盤との間に明確な因果関係があるかどうかまだ詳細なところは不明なのが大きな問題(宇宙物理学上のオープン問題)であり、今後の進展が待たれる。

    >参考文献
    https://www.nature.com/articles/s41586-023-06479-6


  • NewsPicks Content Curator/CX Team

    ブラックホールから「中心部から噴き出す「ジェット」と呼ばれるガス」が出ているのですね。初めて知りました。
    ブラックホールってシュワルツシルト半径の中に入ったら光さえも脱出できないみたいなものだと思っていたのですが、そからガスが出ているというのは、他の方が書かれているように、ブラックホールから出ているのではなく、ブラックホールに吸い込まれる過程の物質が、なんらかの力でブラックホールから逆噴射している、ような現象なのでしょうか。
    とにもかくにも、ブラックホールは謎が多過ぎて、ロマンの塊です。


  • 東京大学 中国思想文化学研究室助教

    天体も自転に伴ってコマ回しのコマのように首振りが生じることはよく知られており、地球も約2万年周期で首振りを行っています。
    今回はブラックホールについても首振りが明らかになり、それによって自転していることが分かった、ということのようですね。

    首振り運動をしているということは、ジェットがいろいろなところに届いている可能性がより高くなるのでしょうか。
    ブラックホールのジェットによる影響は遠く離れていても軽視できず、例えば巨大ブラックホールの誕生時に放出されるγ線バーストが、過去に地球上の生物大量絶滅を引き起こしたのではないかとも言われています(640光年離れたベテルギウスでも、それがブラックホール化してγ線バーストが地球に直撃したら、我々は絶滅します)。
    宇宙にはまだまだダイナミックな現象がいっぱいありそうですね。


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