NHK新規起用見合わせ、紅白も ジャニーズ性加害問題
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
「被害者への補償や再発防止の取り組みが十分と判断されるまで」というと分かりにくいが、要は「この会社が文化的にも資本的にも完全に別の会社になるまで」ということだ、と理解したら間違いないでしょう。つまり、「この会社は、日本社会では終わり」で、①身の潔白を証明できた社員やタレントは、他の組織でやり直し。②加害に回った人は、まずは補償に集中、③被害者は事務所からの補償を受けつつ、これから様々な分野頑張って生きていく。この事務所に関わった人たちは、三つの道を別々に歩むということです。私は①と③のカテゴリーの人を、できる範囲で応援したいと思います。
どのテレビ局も「同事務所の被害者への補償や再発防止の取り組みが十分と判断されるまで、所属タレントの新規起用を見合わせる」というが、そういう問題なのだろうか。性的虐待を知っていたが、見て見ぬ振りをしていたことで、何十年も子供達の虐待が続いていたことに対する責任をどうするか、という問題がスルーされている。これはどうなのだろうか。どの局にも、広告代理店にも雑誌社にも、全ての関与してきた組織に言えることなのでは？補償や再発防止の枠組みをジャニーズ事務所だけに押しつけていて良いのだろうか。
一連の問題に関して「タレントに罪はない」とする主張には違和感があります。
たしかにジャニー喜多川氏に対しては、タレントは直接的・間接的に被害者の立場にあります。しかし、暴露本や民事裁判の存在、合宿所で行為に及んでいることを考慮すると、現在所属しているタレントのほとんどはジャニー氏の行為を知っていて黙認していた方々、もしくはジャニー喜多川氏に性的サービスを提供する見返りに他の候補者を押し退けて現在のポジションを得た方々だと考えられますので、この一連の問題の全体像においては加害者の立場にあります。黙認したり、受け入れたりする人がいなければ、ジャニー喜多川氏の性的搾取のモデルは成り立ち得ないからです。もちろん、未成年ということで、その罪には酌量の余地がありますが…
今回、NHKが「新規起用見合わせ」とのことですが、むしろ既存の起用タレントは一連の問題に完全に無関係であると証明されない限りは一定期間起用を見合わせ、ジャニー氏が死去して以降の入所者のみ新規を含めて起用するべきなのではないかと思います。
