ガソリン放火時の心境「やけくそでした」 裁判員の問いかけに青葉被告答える
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自暴自棄になって多くの人を巻き込む犯罪に走る「拡大自殺」は、現代社会の病です。格差や分断、いったん落ちたら二度と浮かび上がれない「すべり台社会」の克服が求められています。孤独孤立社会が進むと、こうした犯罪はさらに増えるとみられます。ひとつひとつの犯罪を厳しく断罪する一方で、再発を防ぐために視野の大きな対策が求められます。リスキリングもそのひとつでしょう。また被告のような苦悩を抱えた人物が容易にカウセリングを受けられるような体制づくりも必要でしょう。亡くなられた人たちの無念は、あらゆる形で晴らしていかなければならないと思います。