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米国のミリー統合参謀本部議長は9月10日に、ウクライナによる反転攻勢について、「冬の到来までに残された期間は30日あまりだ」との見解を示していました。

米国内では、その時期までに長射程ミサイルをウクライナに供与し長期戦を回避しなくてはならないという考え方がある一方、ロシアとの戦線拡大を招くとして供与に反対する声もあったようです。

今回バイデン大統領がゼレンスキー大統領に対して、少数の長距離ミサイルをウクライナに提供すると伝えたことは、米がロシアとの直接対峙を回避しつつ、ウクライナとロシアの戦況を好転させることのバランスをとった判断だったかもしれません。

https://www.nbcnews.com/news/world/russia-ukraine-war-atacms-biden-zelenskyy-long-range-missile-rcna116876

ATACMSは、最大300キロ先のターゲットに精密射撃が可能な、いわゆる戦術弾道ミサイルで、敵の指令基地や兵站施設の破壊に効率的とされています。ドニプロ川沿いに配備されれば、ウクライナが奪還を表明しているクリミア半島全土を狙えるとされ、戦局に影響を及ぼし得ます。

今後の戦況について、防衛省防衛研究所の兵頭慎治氏のコメントが参考になるので紹介致します。

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来月の後半から地面がぬかるんでくるので、戦車を使った戦闘は難しくなります。ロシアは来年3月の大統領選までは、追加動員は難しくなります。ただ、最近、北朝鮮に接近して大量の砲弾を入手しようとする動きもありました。プーチン大統領は選挙後の来年春以降、追加動員で戦力を増強し、攻勢に転じるのではないかという見方があります。一方、ウクライナは、兵器の支援がどこまで継続されるのか。兵器供与のレベル引き上げを実現できるかどうか。気がかりは来年秋のアメリカ大統領選です。共和党が政権を握るとなると、支援が弱まっていく可能性が高まります。今後、アメリカの内政も戦況に大きな影響を与えると思います

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7362077c2e7eb1f8f29ff28246f448a10f62ade
やっとですね。提供するのはクラスター弾を使うタイプだということで、クリミア大橋の破壊には使えませんが、クリミア半島のロシア空軍基地やミサイル基地、弾薬庫などの攻撃には有効です。また反転攻勢の主目的であるウクライナ南部のロシアの兵站線を分断にも有効です。ただいつどれくらいの数が提供されるのか。戦車もミサイルも戦闘機ももっと早く提供していれば既に戦況は大きく変わっていたはず。バイデン大統領にはプーチンの核の脅しが非常に効いているのでしょうね。
ワシントン・ポストによると、バイデン政権が近く、ウクライナに長射程の地対地ミサイル「ATACMS」を供与すると報じているそうです
WPの報道は下記
「U.S. will send Ukraine long-range missiles, after delay」
https://www.washingtonpost.com/national-security/2023/09/22/atacms-ukraine-cluster-munitions/