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イラン、査察官受け入れ「拒否」 IAEA、影響深刻と非難

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    イランの言い分によると、「米国とヨーロッパ諸国(フランス、英国、ドイツ)の査察官が、IAEAの査察官という身分を隠れ蓑にしてイランに謀略工作を行っているので拒否する」という主張です。

    IAEAとしては、こういわれて、「それでは欧米国籍の査察官は外して入れ替える」というわけにもいきません。
     そうしているうちに、IAEAはイランに対する査察ができないまま時が過ぎます。

    ウラン濃縮を進めるイランは、すでにその気になれば核実験くらいはできるところまできています。
     核実験ができたからといって、米国やイスラエル本土を核攻撃できる訳ではありませんが、イランが核実験に踏み切れば、少なくともイスラエルは軍事行動に出るでしょう。


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