見慣れた「ドライ」かと思えば「スーパートライ」 ラグビーW杯公式ビール、アサヒの思惑
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注目のコメント
「販売数量は、同国でのスーパードライブランド1年分に匹敵する300万リットルを見込んでいる」
大会期間中の売り上げが一年間のそれに匹敵するというのは、それだけアサヒ・スーパードライがフランスではまだマイナーということなんですけどね。
フランスでのビールの定番はなんといってもKronenbourgという会社の「1664」 (注文時は「セーズ (seize = 16)」で通じます )。他にもPelforth等のご当地ブランドもありますが、ぶっちゃげ1664の次はハイネケン。これらど定番ビールは缶や瓶の大きなパックがスーパーに山積みで売られています。
他方でスーパードライはまだ特殊な扱い。フランスのスーパー等でスーパードライが置かれるのは何故かクラフトビールのコーナー(笑) あとは寿司等の日本食のコーナーにも時々。ブランドとしての知名度は正直「極度乾燥(しなさい)」の方が高いと思う。
そんな特殊なビールのポジションからこの大会で脱却出来るかですが、なかなか手強いでしょうね。1664が美味しいだけに。以前からフランスではアルコール広告は厳しく規制されています。日本が初出場した1998年のフランスワールドカップでも、大会スポンサーのバドワイザーは広告ボードを掲示することができず、ボードの権利に限ってカシオに転売され、Gショックが掲示されました。
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