日本、再び「半導体王国」へ、パワー半導体・ミニマルファブが牽引車
マネー現代
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注目のコメント
村井さんもコメントされていますが、基本的にミニマルファブはチップ1個の試作向けです。
通常3ヶ月程度かかるリードタイムを極限まで短くして試作からフィードバックまでを短くすることができる点が嬉しさとなります。
ミニマルファブを使って現在と同じような数量で量産する場合、1枚のチップが完成するまでの時間が短くなったとは言えども、それなりの数のミニマルファブラインを準備する必要があります。
確かにライン1本の値段は1/1000になるかもしれませんが、ラインを1000本以上引けば元は取れないわけで。
記事でも言及されていますが、回路線幅がそれなりに大きな車載をセグメントとして狙いつつ、徹底的に試作をしまくるアジャイル半導体開発を狙っていくのが良いと感じます。ミニマルファブはウェーハ1枚が処理できるのではなく、チップ1個しか取れないような極めて小さい口径のウェーハを取り扱うのですが、投資金額が少なくて済むのは微細な加工は初めから目指しておらず安価な装置仕様になっているから。これで世界に打ち勝つというのはどうなんでしょうか。