日本、カナダでEV電池供給網 北米販売を後押し
日本経済新聞
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注目のコメント
カナダはペグマタイト、即ち岩石から採るリチウムですね。
(3.1.リチウム資源をご参照)
https://mric.jogmec.go.jp/reports/mr/20210803/157593/
チリなどの南米はかん水から採るので鉱床が異なりますが、オーストラリアもペグマタイトなので採掘技術を活用することは出来るはず。マイクロ波化学の精錬技術を使うことになるのでしょうか。
https://www.sankei.com/article/20230627-25353FZBEFOSTDYDSWISSKHOYA/
またバッテリーのコバルトレスは進むので、当面はリチウムとニッケルを調達出来ればOKですが、原材料費率の高いバッテリーの価格を下げるためにも大量のペグマタイト鉱床からの生産が必要です。
インフレ抑制法の効果はこうしたところにも表れてますが、電池メーカーがパナソニックとトヨタ(PPES)しか居ないというのは心細い。日産がAESCを買い直しても良いですが、他の電池メーカーも今まで控えていた生産投資を行うタイミングが来ています。半導体ではもはや厳しい状況の中、電池や車ではまだまだ強みが認められた結果か。
これを契機に日本としての次の強みを作り、また違う提携、協力につなげていかねばと前向きになれる良いニュースかなと。