【読書】工藤勇一校長が贈る「自由な生き方」の話
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自律=「自分で考え、判断し、行動すること」はその通りと思いますが、世の中的に「考える」ことが「行動」に比べて強調されすぎている気がします。だから行動できない。むしろ「何も考えてない」といわれても行動して体験することから生まれてくる、気づくことの方がたくさんあるのでは、と個人的には思っています。
「無意識の行動から抜け出すため、自分を客観的に知る」に、特に共感します。経験を積むほど自分では気づいていない自己防衛のための無意識の行動パターンがあるものです。
例えば、苦手な上司から厳しいフィードバックをもらい続けると余計頑なに内にこもり、周りへ助けを求めず自分で解決しようと空回りしたり。周りは俯瞰的に見ると、もっと助けを求めて欲しいと思っていたりします。無意識の行動パターンは、長年の自己防衛に起因する場合が多いので、自覚がないケースが多いですよね。
「俯瞰的に物事を見る力」と「無意識の行動パターンから脱出する新たなパターンを作る」を意識すると、随分変わってくると自分の過去の失敗も含め思います。
新たな行動パターンを作るには、無意識の行動パターンに陥っている際に、自分が最も自分らしくリラックスできるモノに触れること。例えば、大切な家族やペットの写真など。こんな簡単なことと思うようですが、想像以上に効果高く、感情のリセットができます。
どれだけ経験や年齢を重ねても、学びと成長は永遠ですね。過去を振り返ってみると、どんな成功確度が低いことでも、少ししか興味がないことでも、やってみると楽しかったり、出会いがあったり、得られるものがあるなど、行動量が人生を豊かにするなという感覚があります。ネガティブな思考に支配されると動けなくなりがちなところを、どういう考え方をすれば行動量を増やせるのかという観点は有益だと思いました。また一般的に言って、年齢を重ねると保守性が高まり新しい挑戦量は減っていくものなので、若いうちに行動を促していくことも重要だと捉えました。