2023/9/15

【新】教育・メンタルヘルス・美術史で3つのトピックスがスタート

NewsPicks 編集プロデューサー
2023年9月15日から新しい3つのトピックスが始まります。今回加わる新たなオーナーは横浜創英中高校長の工藤勇一さん、西洋美術史研究者の壺屋めりさん、そして自身の宗教三世や依存症などの体験を作品として発表してきた漫画家の三森みささんです。
ぜひフォローしてみてください!
INDEX
  • 「当事者意識」を育成する教育
  • ルールを逸脱した芸術作品たち
  • 個人の「生きづらさ」の背景にある社会問題

「当事者意識」を育成する教育

教育活動とこれからの教育、社会のあり方を、自身が校長を務める横浜創英中学・高等学校の事例をベースにリアルタイムに綴っていくトピックスです。
教育の中心においているのは、Agency(当事者意識)の育成です。これからの社会を主体的に作っていく人材を育てるために、例えば私達の学校では、校則を実質ゼロにし、学校運営の主体を生徒に移行しはじめました。
さらに、学習活動の主体を生徒に移す実践も始まりました。学年やクラスを超えて、異学年と共同して学ぶ英語や数学の授業、異なる教科の先生がタッグを組んで授業をするコラボレーションウィーク、旅行業者との交渉から生徒が主体になる企画型の修学旅行、校長自ら授業を行うリーダー養成講座などユニークな実践も始まっています。
「もう誰のせいにもしない」「決めるのは自分自身」そういった「Agency」を育てる教育にぜひご注目ください。
校長の工藤、副校長の本間朋弘、校長補佐の山本崇雄が執筆します。

ルールを逸脱した芸術作品たち

西洋美術にはルールがあります!しかし、ときどきそのルールをぶっ壊し、こちらの度肝を抜くような作品に遭遇することも。どうしてそんな表現に? 何が目的で描いたの? これで当時の人はOKだったの? 自分の研究には活かせないけど、この作品の面白さをだれかに話したい! そんな美術史家の素朴な驚きを、みなさんとぜひ共有させてください。
このトピックスでは、壺屋めりが調査中に見つけたさまざまな掟破りな美術作品を紹介しながら、西洋古典美術の見方についても学べるような内容を発信していきます。ほかの美術史本ではなかなか取り上げられることのない珍しい作品を積極的に紹介していくので、話のタネにご活用いただけるはずです。ときどき西洋美術よもやま話も書く予定。
紹介したいほど面白い作品を見つけられるかどうかにかかっているので、不定期更新です。

個人の「生きづらさ」の背景にある社会問題

個人の問題とされがちな「生きづらさ」や心の悩みのもとには、実は親子関係・依存症・性被害などの社会問題が影響していることがあります。
しかし個人が自分の問題を自覚して適切な助けを得ることは簡単ではなく、「生きづらさ」が悪化してしまうと精神疾患や暴力などを始めとした犯罪行為・社会問題に発展することも決して珍しい話ではありません
このトピックスでは、これまで家族や自らの依存症、宗教三世といった問題、そしてトラウマ治療による克服のプロセスを漫画で描いてきた三森みさがメンタルヘルスに関する漫画(たまに文章)をお届けします。
困った人がサポートに繋がりやすくなることで、労働環境の改善や個人の幸福度が向上し、巡り巡ってみんなが生きやすい社会になるための一助になることを願います。
専門的な知見や関心を個人が発信する「NewsPicksトピックス」。今回のオーナー追加でトピックス数は、135となりました。
トピックス一覧から気になるトピックスを探してみてください。