キヤノン、女性取締役を初起用へ 元消費者庁長官の伊藤明子氏
コメント
注目のコメント
見出しの順番に強烈な違和感を覚えました。
誰を起用したかより先に性別。
個人としての能力があるからこその起用だと思いますので、「伊藤明子氏を起用」で良いのでは。
今後も日本の大企業で女性が取締役になるたびにこのような形でニュースになるんでしょうか。
こういうところに見えないバイアスを感じます。今回の人選に、どういう目的や役割を狙っているのか気になるところです。女性起業家という言葉が無くなればいいなと思うと同様に、女性取締役という言葉もなくなる社会にして行かなければいけないと感じました。
これは東証プライム上場企業に25年までに女性役員1人以上、30年までに女性役員比率を30%以上とする政府の方針に沿った動きだと思いますが、中からも女性取締役が登用されるようにパイプラインの強化が求められると思います。
現在、同社は女性執行役員が2人、常務執行役員はゼロ。い一方、2022年のデータですが、女性社員比率は16.8%に対して女性管理職比率は3.6%と非常に少ないことがわかります。
このデータからも、女性管理職の層を厚くしていく施策が急がれると思われます。
グローバル企業の分析では、ダイバーシティに富む企業のほうが中長期的にパフォーマンスが高いといわれています。
取締役の多様化が成長戦略につながっていくとよいですね。