新卒採用セミナーで「元社員」が古巣を語る 三井住友海上が退職者との“縁”を大事にするワケ
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注目のコメント
以前トヨタさんと、トヨタのアルムナイ・現役社員が登壇してOpenWorkに投稿されたクチコミに対する質問になんでも回答するという就活セミナーを開催したところ、とんでもない人数の学生が集まったことを思い出しました。(トヨタさんのブランド力もありますが)
終身雇用が幻想てはないか?と不安視する方が増える中、こういったアルムナイの声が労働市場において非常に重要になってくると感じます。その会社に一回所属したら入れるアルムナイコミュニティ、いいですね!さすがに解雇された人とか、関係が悪い状態で辞めていった人はコミュニティに自ら入らないでしょうし、会社としても貴重なつながりですね。
アルムナイの人でM&Aに知見がある人が事業開発への有益なコメントをしてくれた事例があるなど、実際にうまくアルムナイの多様な経験を会社に活かした実例もあるとのこと。
人との繋がりから色々な可能性が生まれてくる中で(そして人と繋がりを作るのはそんなに簡単ではない中で)、とにかく企業は今まで以上に今いる社員、辞めていった人たちに真摯な気持ちで向き合う必要があるんだなと改めて感じました。アラムナイネットワークはいよいよ日本の大企業に浸透してきましたね。
正社員確保がどんどん難しくなる中で、今後は少数の正社員と多くのパートナー(含む業務委託)という体制に変わってくる企業が増えていくと考えています。正社員は、会社ビジョン・ミッション・バリューを体現し、それに基づく戦略骨子の策定、具体化でパートナーが社員化のように入り込んでいくイメージです。
なお、ネットワーク立ち上げ時に、「二度と敷居をまたげない」印象を与えがちの多くの企業が直面する課題だと思うので、その工夫が気になりますね。古株の従業員でアラムナイとつながっているいわゆるコネクターによる、積極的な発言やイベント開催が私の知っている成功事例です。