「社長、安~い!」通販会社・夢グループの超ベタなCMに潜む“最先端の販売戦略”の正体 - 「超一流」の流儀
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注目のコメント
人は成功しているものに理由を求めたくなるものです。
消費者心理学の観点からしても通販番組には、「ドア・イン・ザ・フェイス」(高い条件を見てから低い条件を提示する」、「バンドワゴン効果」(多くの人が支持していると信頼性が高まる)、「返報性の原理」(受けた恩を返したくなる)など、様々なテクニックが用いられています。(これらテクニックは世界的ベストセラーにもなった『影響力の武器』に詳しいです)
とはいえ、それらをやったからと言って同じように売れるとは限らない、また逆にセオリーを無視したものでも爆発的に売れてしまうことがあるのが、マーケティングの難しさであり面白さです。
少し前にもかなり話題になったTVCMに『ハズキルーペ』がありました。これもわざとらしい演出が返って話題性を呼び、プロの広告ディレクター・クリエイターがその中身を徹底分析をするなども行われていましたが、蓋を開けてみれば、プロフェッショナルであるクリエイターのまわりくどい企画に業を煮やした経営者が自らが勘で作り上げたというオチでした。
人の心理はセオリー通りに右に左に簡単に動くようなものではありません。ましてやAIで広告制作を完全自動化することも難しいはずです。とはいえマーケティングのセオリーには価値あるものが多く存在しています。それらを押さえつつ、セオリーに捉われない発想がマーケティングやプロモーション企画には必要なのだと思います。どのくらい売れているのか一切書いてないんですね。。。
ただ、会社概要に売上高が載っていました。平成30年ですが。。。なぜ万円単位なんだろう。
売上高
1,100,000万円(平成30年度)
https://yume-gr.jp/company