バスケ男子日本、パリ五輪の出場権獲得 自力出場は48年ぶり
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2006年の世界選手権の頃を思い出すと、まだプロリーグとしても成立していない状況で、国内バスケ熱を盛り上げようという機運がありました。
しかし、残念ながら結果が振るわず、バスケ機運も萎んでいった気がします。
そこから暫く低迷期が続きましたが、東京オリンピックに向けて、Bリーグの設立、渡邊選手のNBA契約、八村選手の史上初のNBAドラフトなど、バスケが少しずつ身近になりました。
そして高まるバスケ熱をぶつけた東京オリンピック。八村選手と渡邊選手の合流、Bリーグ選手との融合など、史上最強という看板を掲げて乗り込むも結果は全敗。
技術・精神面含め、世界の壁を再度感じる結果となりました。
正直、かなり苦しい連敗であり、渡邊選手のインタビューもあるようにかなり精神的に参ってしまったようです。
とはいえ、NBAで活躍する渡邊選手や八村選手のニュースが定期的に報道されたことや、Bリーグも商業的にも着実に成長が見られ、国内のバスケ熱が萎む、というような状況には至らなかったと思います。
しっかり切り替えて結果を出す選手達には本当に尊敬します。
日本に求められていたのは結果、ただその一点でした。
そこで直近、世界と勝負できる舞台が今回のワールドカップ。
そして最初に勝ち取ったフィンランド戦。
勝利後の渡邊選手や馬場選手の涙はこれまでの重圧を感じ取れたと思います。
その後のベネズエラ、カーボベルデの勝利も当然大きいのですが、やはりフィンランド戦の勝利が1番日本のバスケ界に与える影響が大きかったように感じます。
ひとまず日本のワールドカップは終わりますが、次はパリ五輪。
引き続き頑張ってもらいたいですね!ついに日本代表がやってくれました!
終盤は苦しい、苦しい展開でしたね…!
それでも、1976年のモントリオール五輪以来、実に48年ぶりに自力でのオリンピック出場。本当にバスケファンとしては感無量です。
バスケにおいてオリンピックに出るということは多くの人が考える以上に大変なことです。球技の中でも競技人口が最も多いスポーツながらも、世界でたった12カ国しか出ることのできない超ハイレベルな大会に出場するという、相当に難易度が高いことだからです。
だからこそ、大会に出場すること自体が相当に価値あることだと言えます。
歴史を辿ると、ほんの10年前まで日本バスケは暗黒時代にいました。
長らくNBLとbjリーグに分かれてリーグの統一化が進まず、それを問題視したFIBAによる2014年の資格停止処分、国際大会への参加禁止など、混乱を極めていました。
しかし、川淵三郎氏による奇跡的なリーダーシップで両リーグが統一され、数々のしがらみを一掃する形で現在のBリーグが2016年にスタート。
その後、新しくスタートしたBリーグは目覚ましい躍進を遂げました。
しかしながら、確かに国内リーグのレベルは上がっていったものの、代表の成績はふるわず、2019年の中国でのW杯は5戦全敗、2021年の東京五輪でも1勝もあげることができず苦しみ続けました。
それでも今回は自国開催のW杯で大逆転勝利を重ね、確かな実力で3勝してW杯出場を勝ち取ったのです。しかも日本の大エースである八村選手抜きで。これは間違いなく日本バスケ界全体の大きなレベルアップを意味しています。
長らくバスケは日の目を見ることのなかった時代が続き、こうやって新しい時代が創られる様子を目の当たりにし、言葉がありません。
今回のW杯はメディアにも非常に大きく注目されたので、普段バスケを観ない方もテレビで多く観戦され、バスケの持つ魅力が存分に伝わったのではないかと思います。
そうです、バスケってめちゃくちゃおもしろいスポーツなんです!
パリ五輪はさらにハードな戦いになると思いますが、みなさん、また全力で応援しましょう!面白かった!ぜひ BJ リーグも盛り上がって欲しい。
勝った三試合は毎試合違う日替わりヒーローで、全てが勝っても負けてもおかしくない中、勝ったのは奇跡に近いと思います。
NBA で活躍するレベルながらチームを全力で引っ張った渡邊選手は WBC の大谷選手と重なるものがありました。トムヘッドコーチは東京五輪、今回のワールドカップと二度期待を超える結果を出したのは運ではないでしょう。
伸び代もありそうなので五輪も楽しみです。