NY原油9カ月半ぶり高値 85ドル台、ガソリン価格影響も
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供給が減る一方で需要は底堅く、ことし最高値を更新。
CPI推移が懸念されますし、国内もガソリン価格はじめエネルギー高懸念されます。物価を抑制する要因がなくなるという意味でちょっと心配なニュースです。原油価格は2022年春先の140ドルから11月には80ドル近辺に下落、その後は横ばいに入ました。物価は前年比で計測しますので、この原油価格の下落が今年春先以降の物価全体を大きく押し下げました。しかし、このまま行けば11月には原油価格は物価を押し下げる要因でなくなります。サプライチェーンのラグを考えても2024年春にはそうなると思います。賃金が落ち着けばサービス価格が物価を押し下げる要因としてバトンタッチできますが、時間があまりなく難しいかもしれません、となると、またぞろ物価の懸念が蘇るリスクがあります。