記憶なき人間は、倫理観が欠如していく。 今回のトピックスは、「記憶」ということをテーマに、哲学研究者の戸谷さんとの対談を振り返りました。 アーレントの文章を読んでみると、アイヒマンって、とても優秀なのだろうけど、いつどこで何があったのか、具体的な事実を何も覚えていないんですよね。覚えているのはその時の「感情」ばかり。 事実の記憶がないから、それを都合のいいように改変することができてしまう。 記憶は僕たちが倫理的に生きる上でとても大事なことなんです。 そんな内容を、『1984』の世界観と一緒に綴りました。
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