そごう・西武の売却決議を強行 セブン取締役会、池袋本店スト中
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どんな風に入る店舗が変わるのか、楽しみにしましょう。ファンドがリターンを上げること、イコール大勢の方がお金を落とす、イコール少なくとも一部消費者にとって魅力的なスポットになってるってことなので、新しい株主と経営陣、そして働く皆様、店舗の皆様に期待しましょう。
2023年8月31日の7&iホールディングズの臨時取締役会で、米投資ファンドのフォートレス・インベストメントへの売却が決議されました。その売却価格は米ファンドの当初の提示額に対して300億円程度減額された2200億円程度になり、加えて、7&iが所有するそごう・西武への債権のうち900億円も放棄するとのことです。
そごう・西武の労働争議を理由とする追加のデューディリジェンスがフォートレス・インベストメントによって行われ、同社が売却価格の引き下げを主張し、これを7&iは受け入れ、さらに1200億円ほどの価格引き下げを7&Iが同意したものと理解しています。したがって、実質的に約1300億円という価格でのそごう・西武の事業譲渡になります。
このような「減額シナリオ」自体は予想できましたが、大きな金額でした。関連事項を以下の記事へのコメントに記載しています。
「そごう・西武労組、28日にスト通知へ 決裂なら31日実施」(日本経済新聞 2023年8月25日)
https://newspicks.com/news/8821348?ref=user_1310166百貨店業界で60年ぶりのスト、そして同日に売却の決定と、あらためて現代の労働者と企業との関わり方について考えさせられました。
長く人事として組合と関わってきた視点から、ストライキが果たしたこと、そしてこれからの労働者と企業との関係について解説してみました。
ご参考になればと思います。
https://newspicks.com/topics/hr-minami/posts/79