[30日 ロイター] - 米クレジットカード大手のビザとマスターカードが加盟店に課すクレジットカードの手数料を今年10月と来年4月に引き上げる。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が30日報じた。
報道によると、手数料引き上げの大半はオンライン取引が対象という。
報道を受け、両社の株価は上昇した。
[30日 ロイター] - 米クレジットカード大手のビザとマスターカードが加盟店に課すクレジットカードの手数料を今年10月と来年4月に引き上げる。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が30日報じた。
報道によると、手数料引き上げの大半はオンライン取引が対象という。
報道を受け、両社の株価は上昇した。
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加盟店からすればカード決済が使えない状態なんて有り得ないから、仕方なく手数料引き上げに応じるしかないですよね。
相当の上下関係あるよね、カード会社と加盟店って。
常に売上の数%を持っていかれるって、なかなか厳しい。
VisaとMastercardはビッグテックも驚く位の優良企業(寡占企業)。景気減速に伴いトランザクション数が減少するのをカバーするために、マージンを引き上げるということでしょうか。背景は知りませんが、関係各所は従わざるを得ないでしょう。
なお、3%の手数料をVisaやMastercardが懐に入れてる訳では無いです。むしろ一件あたりの取引手数料に占める彼らの取り分はそんなに大きく無いはずです(0.1%〜0.2%とか?)今回の値上げも買い物をする消費者にとっては誤差くらいのインパクトかもしれません。具体的な数字を見てないので知りませんが。
VisaやMastercardはクレジットカードの会社ではなく、決済ネットワークの会社です。クレジットカードを発行する銀行や、クレジットカードを使える店舗を開拓する会社、Stripe/Adyenなどが手数料を持っていきます。
【参考】
この記事のビジュアルが決済に関わるプレイヤーをとてもわかり易くまとめています。
https://finix.com/resources/blogs/understanding-the-payments-layer-cake
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