2023/8/27

【必読】この夏、押さえておきたい「教養」のはなし10選

NewsPicks編集部
あふれんばかりのニュースが、日々絶え間なく飛び込んでくる。
その一つひとつを時間をかけて吟味できるほど、現代のわれわれには余裕がないかもしれない。
しかし、たまには立ち止まり、じっくりとひとつの物事について考えてみるのも悪くないだろう。
NewsPicks編集部は国際情勢社会問題カルチャーまで、幅広くカバーしている。
本日のプレイリストのテーマは「教養」。今学んでおきたいトピックに関する10本の記事を厳選した。
慌ただしい日常から少し離れて、じっくりと記事を読む。そして、友人や家族と議論してみてはいかがだろうか。
INDEX
  • 1. ウクライナ侵攻を振り返る
  • 2. 躍動するグローバルサウス
  • 3. 台湾、強さの秘密
  • 4. 止まらない日本の少子化
  • 5. 「多様性」を科学する
  • 6. 「運」を徹底解剖
  • 7. 「週休3日」あなたはしたい?
  • 8. 「英語」でキャリアが変わりまくる
  • 9. 「ガラパゴス」こそ日本の強み
  • 10. 結局、「村上春樹」の何がすごいの

1. ウクライナ侵攻を振り返る

ロシアによるウクライナ侵攻から1年がたった今年2月、編集部では戦況を振り返り、戦時下のウクライナに焦点を当てた特集を企画した。
1話目に登場したのが、タレントのデヴィ・スカルノ氏。
直接現地を訪れて慈善活動を行ったり、寄付や支援物資を送るなど、献身的にウクライナを支援してきたデヴィ氏にインタビューを行った。
今一度ウクライナに思いを寄せ、世界で起こっている問題に「危機感」を持つよう、読者に訴えかける。

2. 躍動するグローバルサウス

今、世界秩序が転換点を迎えている。
冷戦後、米国一極体制のもと、長く浸透してきた西側諸国の価値観に対し、アジアやアフリカの国々が「NO」を突きつけている。その名も「グローバルサウス」。
第三極として急浮上し、自主性を主張する新勢力に世界の注目が集まっている。
そもそもグローバルサウスとは何か。なぜ無視できない存在になりつつあるのか。今まさに知りたい内容をピンポイントで伝えるビジュアル記事だ。

3. 台湾、強さの秘密

台湾有事のリスクに注目が集まる中、同国の最強企業を無視することはできない。
その企業の名はTSMC
今や世界の半導体産業に必要不可欠と言えるほどに成長したこの企業を紐解くと、日本の半導体復活へのヒントが隠されている。
現地を取材し、数々の関係者へのインタビューを通して、台湾、そしてTSMCの強さの理由を探る。

4. 止まらない日本の少子化

2022年、日本の出生数はついに80万人を切り、過去最低を記録した。
岸田首相は「異次元の少子化対策」を訴えるが、いまだ日本の少子化に歯止めがかかる様子はない。
日本の人口戦略はどこで道を間違えたのか。そして少子化ニッポンの未来に“処方箋”はあるのか。
人口減少の歴史を紐解きながら、将来へのヒントを考えてみよう。

5. 「多様性」を科学する

組織における多様性は重要だ。それは誰しもがなんとなく感じていることだ。
しかし、なぜ多様性が大事なのかを、科学的な根拠とともに話すことはできるだろうか。
編集部は『多様性の科学』の著者で、ベストセラー作家のマシュー・サイド氏にインタビューを実施。
もはや「あったらいいもの」ではなく、「なければならない」多様性を科学的に紐解いていく。

6. 「運」を徹底解剖

親ガチャ」という言葉がよく聞かれるようになった。
どんな両親のもとに生まれるのかは「ガチャガチャ」を引くようなもの。自らの家庭環境はすべて運で決まってしまうという言説だ。
格差社会といわれて久しいが、はたして「運」はわれわれの人生にどれほど影響を与えるのか。そもそも「運」とは何なのか。
さまざまな研究結果やアンケートを通して、話題の「ガチャ」を徹底分析する。

7. 「週休3日」あなたはしたい?

高度経済成長期やバブル期を通じて、日本の経済成長を支えてきたのは「長時間労働」だった。
しかしコロナ禍を経た今、われわれの働き方は大きく変わった。
今、特に注目されているのが「週休3日制」だ。欧米を中心に取り入れる企業は徐々に増えつつある。
一足先を行く、欧米企業の「休み方」を参考に、社員のモチベーションや賃金の変化など、様々な影響を分析する。

8. 「英語」でキャリアが変わりまくる

リスキリングと言われても何をすればいいかわからない...。そんなあなたには、「英語学習」もよいかもしれない。
さまざまな研究で、英語がキャリアアップにつながることがわかってきた。特に専門性と英語を掛け合わせると、年収は大きく伸びるというデータもある。
世界の中でも英語力が低く、学ぶ意欲もまだまだ低い日本。今、始めるべき理由から、まずは何から手をつければ良いのかまで、編集部が丁寧に解説する。

9. 「ガラパゴス」こそ日本の強み

今まで「ガラパゴス」と言う言葉は、グローバル化に乗り遅れた日本を形容する“自虐”表現だった。
しかし、そのガラパゴスにこそ日本の勝ち筋はある。
アニメ人気の爆発、そしてJ-POPの躍進の背景には、「変」だけど誰も真似できない独自性があることは間違いない。
トラウマを強みに変え、世界市場で勢いを増すジャパンカルチャーの強みを解き明かす。

10. 結局、「村上春樹」の何がすごいの

言わずと知れた大作家、村上春樹氏。今年4月には6年ぶりとなる長編新作が刊行された。
『ノルウェイの森』が爆発的な人気を博し、一躍、国民的作家の仲間入りを果たした村上氏だが、もともとはジャズ喫茶のマスターだったことをご存知だろうか。
知っているようで意外と知らない「村上春樹」の世界。
世界中で愛される作家の魅力をのぞいてみよう。