福島第1原発の処理水、24日に放出開始 関係閣僚会議で決定
コメント
選択しているユーザー
科学的に、専門家的に、安全。
そう言い続けてきたのが原発だった。当時は新聞、テレビ、雑誌でも、各電力会社の広告がバンバン露出されていた。大きなお金がメディアにばら撒かれ、「原発は、至って安全・安心」と喧伝され続けてきた。
その結果が、福島原発事故である。
電源喪失。電気が確保できなかっただけで未曾有の大事故を引き起こしてしまった。専門家や政府や電力会社は、それに対してどう答えるのか? そしてその結果が処理水(汚染水と言いたいところではあるが)を保管しきれなくなって、遂に海洋放出となりそうだ。
戦争中に「日本は神国。必ず勝つ」と、国と一緒になって叫び続けた人たちがどれだけ多くいたことか。その中で「戦争反対」を口にすることは、もはや不可能なほどの世情であったはずだ。
今こそ冷静に、伊丹万作さんの「戦争責任の問題」を読み返したいと思う。
↓
https://www.aozora.gr.jp/cards/000231/files/43873_23111.html
注目のコメント
東京都民は福島でつくられた電力を消費してきた。僕は原発事故当時に副都知事だったが福島の現地に行き農産物の検査に立ち会った。事故と無関係な会津若松地方の農産物まで風評被害で売れなかったからだ。福島の物産展を都庁で開催するなどさまざまなイベントを行うことで都民の理解を深めるよう努力した。福島産の電力使う東京都民が放出後の福島産の漁を食すよう、小池都知事は先頭に立って強い熱意で連日アピールしなければいけない。ひいてはその努力が中国や韓国へも伝えられるはずだから。
中国政府は強硬に反対していますが、中国国民の多くは現時点ではかなり冷静だと聞いています。(中国現地の日本料理店を取材した記事が、本日発売の週刊プレイボーイに掲載されているので、ご興味あればぜひ)
海洋放出が始まれば大きな話題となるでしょうが、それがどれだけ広がるのか、どれだけ持続するのかは未知数。大規模な日本製品ボイコットや抗議活動につながらないことを願っていますが、人民の怒りをどれだけたきつけるかという中国共産党の思惑次第で変わるというところもあり、予断を許さない状況です決断した実行力を評価したいと思います。IAEAの報告書でも安全性は評価されています。安全と安心が一致しない難しさはあるかもしれませんが、引き続き、理解を得る努力とともに、風評被害にも万全を期してほしいと思います。