NY株反落、36ドル安 高金利で一時250ドル下落
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きょうの米株式市場、ダウ平均は上値が重かったものの、IT・ハイテク株に買い戻しが強まり、ナスダックは大幅高となっています。
米株式市場は8月に入って3週連続で下落していますが、夏枯れ相場の中で、米国債利回り上昇と中国経済の低迷が、通常活気のないこの時期の市場に水を差しており、短期的に売られ過ぎの領域にありはしました。
米株式市場の先行きについて、弱気派は「投資家が景気回復力の持続可能性に疑問を持ち始めており、センチメントはさらに弱まる可能性が高い」と指摘。
インフレの鎮静化が米企業の値上げ能力を低下させており、消費者需要が減退すれば年内にはさらに悪化すると見込んでおり、市場は楽観視しているが、ソフトランディングが実現するかも答えは出ていないとも述べています。
一方、楽観派は、下げは買いの好機と指摘。
ヘッジファンドのエクスポージャーや外国人投資家の需要、ファンドのフローなど9つのポジショニング指標が先週こそ低下したものの、12月以来上昇している。
今回の低下はあくまで短期的なもので、市場環境の改善が続けば、すべてのプライヤーは強気ポジションを積み増やすだろうと説明しています。
市場は、人工知能(AI)の主要受益者であるエヌビディア<NVDA>の水曜日の決算を待っている状況。
また、金曜日にはワイオミング州ジャクソンホールで開催されるFRBの年次シンポジウムでのパウエルFRB議長の講演にも注目。
エヌビディアについては、生成AIの熱狂とそれに伴う企業の旺盛な支出に支えられ、データセンター部門を中心に好調な結果とガイダンスが期待されていますが、その他のゲーム部門と自動車部門についてはリスクがあると捉えている模様。
パウエルFRB議長の講演については、年内の追加利上げの可能性を残しかつ、高金利が長期間続くタカ派姿勢を温存した内容が期待されている模様です。
VIXも低下して小康状態取り戻し。
東証マザーズ指数の上昇に続いて、ナスダックも上昇。
金利上昇し先高感ある中で?感否めませんが、それだけ(まだまだ)買い意欲/楽観見通しも旺盛で、米株市場の見通しも弱気派/強気派ともに健在と言う事で。
〜個人的には、もう一段の調整入らないと上にも行けない様に観てますが果たして