処理水 早ければ24日にも放出開始で最終調整 岸田首相
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注目のコメント
漁業組合も「処理水が科学的に安全であることは理解している」が「風評被害が怖い」と言っているのだと理解しました。結局「処理水が怖い怖い」と騒ぎ立てた人たちが、最大の風評加害者だった可能性もあるかもしれませんね。。。
一応、政府の書いたシナリオ通りに進んではいます。政府としては自ら「グッドジョブ」と言いたい気持ちかも知れません。ただ「たとえ今後数十年の長期にわたろうとも、全責任を持って対応することを約束する」と言い切ったことには「ほんと⁉︎」と思わざるを得ません。また、中国を説得できない力量で風評被害を抑え込めるのかも疑問です。今後のことを言えば、たとえ都合の悪い情報でも真摯に公開し、透明化を追求することだと思います。もし、隠蔽じみたことがあれば世界の信頼を失います。
トリチウムだけ含まれている処理水は科学的に安全だろうし、諸外国も海洋放出しているのは、全くその通りだと思います。科学的には安全というのはその通りだと思います。
ただ、飲食業界に身を置く者としては、論点そのものがちょっと違います。海洋放出開始した後、海産物で品質が同じで福島県産と他地域産があった場合、自分は海洋放出開始当初は、間違いなく他地域産を買います。
自分は特に飲食業界において、何かあった場合の再起不能なほどの非難の嵐、クレームの嵐をみてきました。また、過去に何度か過失を犯している東京電力などを全面的に完全に信頼しろ、というのは無理な話です。
なので、故郷とか特別な理由がない限り、自分と同じような選択をする人は多いと思われ、それは風評被害と呼ぶのかもしれません。ただ、飲食業界サイドの視点から見ればそれは、完全にリスクマネジメントなんです。
だから風評被害するな、と近視眼的に叩くのではなく、はじめからこういった形での風評被害ありきで対策はすべきでないかと思うわけです。飲食業界に身を置く個人としては。
なので、科学的に安全なんだからとばかり全面に押し出すばかりでなく、漁業者の気持ちに寄り添っての対応を切に願います。