【半導体】台湾ファウンドリ、信越化学とSUMCOに長期契約見直し要請の報道
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これがどうなるかは、かなり重要。
金融危機の際に、信越とSUMCOの命運を分けたのは長期契約比率だった。そして、世界的な半導体需要の長期的な増加も背景に、両社は今設備投資をしている。でも長期契約比率を減らせば、市況が悪化した時でも設備投資をし続けることへのリスクが増す。
こちらの交渉にTSMCが入っているか分からないが、TSMCは顧客への半導体製造部分を数年前から長期契約により多くシフトさせる動きを見せていた。その意味では、市況が良いときに強いプレイヤーほど交渉力をもってこういったことが出来るし、要請をしてもそんなに動かない領域ではないかと思っている。
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「ウエハーが足りない」 半導体揺るがすもう一つの影(2021年4月)
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