H&M、ミャンマーからの調達を段階的に停止へ 強制労働増加で
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2021年2月の軍事クーデター以来、賃金搾取や不当解雇、非人道的な労働時間など、労働者の権利侵害が増加しているといわれています。人権侵害のある工場や国からの調達を止めることは正しいことではありますが、一方で、衣料品や靴の製造は同国の主要産業でもあり、職を失いしわ寄せを食うのは労働者・生活者という現実もあります。人道的な観点から見て何がベストなのか、しっかりと考えていく必要があると思います。
注目のコメント
ミャンマーでクー・デタが起きて内戦に突入してからもう2年半ですが、今回のH&Mの措置は、クー・デタと国軍に対する抗議ということではなく、労働問題が理由なのですね。
アパレル産業は、ミャンマーの主要産業で、中国企業の下請けが最も多いですが、ユニクロなども含め、世界の著名ブランドの下請けをしています。
そもそも、この件は、Business and Human Rights Resource Centre (BHRRC)による調査報告がきっかけで、最も多く労働問題が起きているとされているのがInditex、ついでH&Mの下請けだったので、両社のミャンマー撤退につながりました。
BHRRCの調査報告はかなり綿密なようですが、具体的に挙げられている事例は、
・不当解雇
・給与中抜き
・強制残業
などで、殺されたとか労働収容所とかではないようです。
https://www.aljazeera.com/economy/2023/8/16/hm-probes-alleged-myanmar-factory-abuses-as-pressure-intensifiesこれ、撤退するとますます労働環境悪くなるよ。
必要なのは一緒になって環境を整える事!
自動車産業はそれをやってきました。
19世紀の木綿畑の様なイメージで仕事してるのはアパレルだけなんじゃないかと勘ぐりたくなる。