現代自、GMのインド工場買収へ 生産能力を増強
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昨年、インドの自動車市場は日本を抜いて世界3位になった。
いずれは中国、米国と並ぶ世界の3大市場になるだろう。
インドは中国企業の進出を強く警戒している。
「19年にはタレガオン工場を中国の長城汽車に売却することで合意したが、インドが中国からの投資を厳格化する中、当局の承認を得られずに実現しなかった」とあるが、最近もBYDのインドでの工場建設をインド政府は断っている。
米国のIRA(インフレ抑制法)では、EVの優遇税制の適応条件として「米国国内生産+中国産部材の排除」が定められたが、今後もEV市場の分断が進みそうです。
一方、現代自は2016年に韓国が米軍のTHAAD(ミサイル迎撃システム)の配備を受け入れたことによる「中国国内での不買運動」に巻き込まれ、中国での販売が急落した。
現代自は米国でのEVシェアはテスラに次ぐ2位につけており、(中国市場は当面諦めて)EV化を進めるインド市場に注力していくことになるだろう。