「裏切られた気持ち」ＥＴＣが２台も整備不良を訴える ビッグモーターで中古車購入 北海道
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一連のビッグモーター関連の報道の中に、パワハラの温床となっているグループLINEの存在がありました。その中には「適当な仕事やってんじゃねーよ」というメッセージが報道されていました。
パワハラはもちろんいけないことですが、もう少し背景を探ってみると、こうした適当な仕事が横行している要因として、必ずしも上からのプレッシャーによって心の余裕が無くなっているからだけでなく、従業員のスキルや仕事に対する意識そのものにも変化があるのではと感じます。
少子化になって、多くの業界で人手不足が深刻になってきています。上場企業の従業員数にさほど変化がないのであれば、新規労働者の総数が減っている分だけ優秀な人材はみな条件のいいところに集中し、雇用条件面で劣るところには恒常的に人が集まらず、入社してくる従業員のスキルも相当低下していくことが考えられます。
常識的に考えてこの程度のことはするよねと期待していても、常識が通じないほど意識が低くなっていれば、仕事の品質も昔では考えられなかったレベルに陥ります。
いい品質のものを提供する。昔も今もこれは事業の目的としては変わりませんが、やはり少子化とともにどこもマンパワーが落ちてきているのかもしれませんね。
