M&A「日本企業同士」8割増、株価底上げへ再編活発に
日本経済新聞
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注目のコメント
確かに金額ベースでは東芝など大型案件の寄与度が高いのは事実ですが、中堅中小企業においても、企業買収や資本業務提携が、普通に経営の選択肢になってきている事を感じます。特に、ご自身が経営し、保有している事業を売却するのには、心理的抵抗感が少なくないと想像しますが、自分の経営能力ではこれ以上事業を伸ばせないので、他の人に託したい、と素直におっしゃる経営者も増えてきているのは、隔世の感があります
ミスリーディングな見出しだと思う。
中ほどの主な国内企業のM&Aを見ると、1位がJIPによる東芝(2.1兆円)、2位がINCJによるJSR(’1兆円)。買収と言ってもファンドによる買収で、企業の統合はこの時点では発生しない。3位のオリックスによるDHCも、投資ファンド的な動きだし。
そして上位2件で、上期の買収額6.8兆円の45%を占める。その意味で、国内ファンドによる非上場化が拡大、が正しい。
なお、こういったレポート、前はもっとあったと思うが、最近見当たらない。それもあって直近SPEEDAで上期の買収を概観したレポートを出した。
10億円以上の件数で見たが、In-OutもIn-Inも減少。In-Outは円安なども含めて分かるが、In-Inも減少していたのは結構意外だった。