FRB、インフレ鈍化で9月据え置きの公算-利上げの選択肢は維持へ
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注目のコメント
このところ30年債利回りが上昇してますが、これが米国の潜在成長率の上昇を織り込んだものだとすれば、バイデン政権下でイエレン財務長官主導で進められてきた高圧経済→MSSEが米国の潜在成長率を高める上で寄与したことになるかもしれません。
コア指数の前月比が0.2%に留まるとはいえ年率に換算すれば2%を上回るでしょうし、前年同月比は4.7%の高率です。総合指数の前年同月比は3.2%で前月より0.2%高まってもいますしね・・・ 過激なリセッションを起こさずインフレ率を3%から2%に下げるのは、9%を3%に落とすより難しい側面があるのです。難しい判断を迫られるFEDの難路は続きそう (・・;
ほかでもコメントしましたが、予想を下回ったことでCME FED Watchにおける追加利上げ観測がわずかながら後退しています。但し、月初の雇用統計でも平均時給の伸びが予想を上回っており、CPIも前月よりは伸びが拡大しています。年内の追加利上げがあってもまだおかしくない状況です。もっとも、利上げ終盤との見方は変わっておらず、米国では株式相場が上昇しました。一方、債券は売られて金利が上昇しており、米国市場の反応は分かれています。今後も引き続きデータをみていく必要があります。