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このところ30年債利回りが上昇してますが、これが米国の潜在成長率の上昇を織り込んだものだとすれば、バイデン政権下でイエレン財務長官主導で進められてきた高圧経済→MSSEが米国の潜在成長率を高める上で寄与したことになるかもしれません。
コア指数の前月比が0.2%に留まるとはいえ年率に換算すれば2%を上回るでしょうし、前年同月比は4.7%の高率です。総合指数の前年同月比は3.2%で前月より0.2%高まってもいますしね・・・ 過激なリセッションを起こさずインフレ率を3%から2%に下げるのは、9%を3%に落とすより難しい側面があるのです。難しい判断を迫られるFEDの難路は続きそう (・・;
ほかでもコメントしましたが、予想を下回ったことでCME FED Watchにおける追加利上げ観測がわずかながら後退しています。但し、月初の雇用統計でも平均時給の伸びが予想を上回っており、CPIも前月よりは伸びが拡大しています。年内の追加利上げがあってもまだおかしくない状況です。もっとも、利上げ終盤との見方は変わっておらず、米国では株式相場が上昇しました。一方、債券は売られて金利が上昇しており、米国市場の反応は分かれています。今後も引き続きデータをみていく必要があります。
9月FOMCは、いわゆるドットチャートを含む経済・物価・政策金利見通しが公表されます。2つの点が注目されます。
第1は、本当に2024年に利下げがあり、どれくらい下がるのかです。今年6月FOMCは、24年末のFF金利を4.5~4.75%と予想しました。しかし、これはコアPCEインフレ率が2%台半ばまで低下することが前提です。昨日発表されたコアCPIインフレ率4.7%やその内訳のサービス価格の上昇率からして、米国のインフレ率が今後1年余りで半減する予想は立てにくいです。したがって、仮に、米国の市場参加者が待ちわびる利下げが来年あったとしても、深刻な金融危機が起こらない限りは、ごく小幅の利下げに止まるのではないでしょうか。
第2に、今年2023年末のFF金利見通しがどうなるかです。5.5~5.75%の見通しを維持したままで、9月FOMCがその水準に利上げをしてしまうと、それこそ市場参加者に「FOMCが任務完了宣言、来年の利下げを示唆」と誤解されるリスクがあります。かと言って、今年末のFF金利見通しを引き上げるだけの理由はありません。したがって、9月FOMCの逆説的な見通しは、「任務完了観を打ち消す」目的で利上げを見送り、パウエル議長が記者会見の場で11月か12月FOMCでの利上げの可能性を強く匂わす、というものです。
このニュースから5日後の8/16に公表された7月開催のFOMC議事要旨だとインフレ率が上振れると思われているようで、10年国債は4.3%台(約一年ぶりの高金利)まで上昇しました。
しかし難しいのが利上げを織り込むであろう2年金利が低下したのでツイストスティープ化しました。需給によって長期が売られた可能性もあるため(後講釈で恐縮ですが)金利の変動だけでFF金利見通しにタグラインを付けるのは慎重になった方がよさそうです。
コロナパンデミックの影響で一時停止していた学生ローンの返済がこの秋から再開されます。米国政府のデータによると、全米人口の17.6%にあたる4,590万人が学生ローンを抱えている。その負債額は1.7兆ドル、日本円に換算すると240兆円を超えます。金利を上げると、返済の負担が増える。

9月は据え置いて様子見でしょう。
FRBは各理事がさまざまな見解を示すことで微妙な判断を表現します
これは微妙な表現で判断を示す“日銀文学”とは異なる文化ですが、予測的な判断を含む政策とはともあれこのような技術が必要なのですね(?