【これだけで理解】再び覚醒。ビッグテック決算総まとめ
- #1 Apple: 唯一の減収でも手応え
- #2 Google: 広告復調、クラウドで攻勢
- #3 Microsoft: 生成AIの収益化急ぐ
- #4 Amazon: コスト削減でV字回復
- #5 Meta: 屋台骨の広告がしぶとい
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各社売上面では成長を牽引するきっかけとなったオリジナル事業(中心的事業)の貢献がとは言え高い
・Appleはiphone49%でMac/iPadを加えると64%
・Googleは検索広告57%でネットワーク/YouTube広告を加えると78%
・MicrosoftはWindows/Officeで36%
・Amazonはコマース関連で63%
・メタは広告で98%
これだけ巨大化できた背景として、1)中心的事業がしっかり巨大な売上を作れていること、2)中心的事業の強みを活かして高収益事業を立ち上げていること(とはいえ全体の1/3未満)。
2)はAppleはサービス26%、Googleはクラウド11%、MSはクラウド41%、Amazonはクラウド17%、Metaはこれから(メタバース1%)。
1)中心的事業が巨大化するのは100兆円企業を作るには必須として、それを超えてさらに高い評価を得ているかは、2)の進捗と一定相関はある。Teslaで言えばEVで先行していることが100兆円、そしてEVインフラや自動運転で覇権を握ればそれ以上の数百兆円の価値がつく可能性があるということか。
Apple $2,862bn
MS $2,427bn
Google $1,508bn
Amazon $1,432bn
Meta $696bn
勘違いしてはいけないのは、まずオリジナル事業(中心的事業)が圧倒的であることが大前提で、多角化する前に中心的事業の競争力をどこまで磨き込めるか、そしてグローバルに展開し切れるかが鍵。
お盆休み前の1週間の始まりです!先週末に出揃ったビッグテック企業:GAFAM(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト)の決算をまとめてチェックしたかった方に、ぜひご覧いただければと思います。
アップルは大きな構造転換の最中にあり、グーグル、マイクロソフト、アマゾンはクラウド覇権を激しく争い、そしてメタは変わらず広告で稼ぎ続ける、という構図になっています。
各社の業績を図解とともにシンプルに解説しました。経営陣のコメントとともに、現状と課題を理解する一助になれば幸いです。
生成AIで遅れをとったAmazonのクラウド事業がやや劣勢。Microsoftは生成AI+クラウド事業でAmazonを猛追しています。Appleは、iPhoneに画期的な変革をしなければ、このままシュリンクしつづけそうです。最近あっと驚く革新がありません。
メタはメタバースをいつまで追い続けるのでしょう。この赤字を切るだけで、最終利益がアップします。Googleは生成AIでMicrosoftに劣後しています。
各社、生成AIの出来不出来によって将来が大きく変わる転換点に立っています。
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