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米7月の就業者、18万7千人増 失業率3.5%に改善

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    高千穂大学 教授・国際金融論

    非農業部門の雇用者数こそ18.7万人増と予想(20万人増)を若干下回りましたが、失業率は3.5%へ低下(予想3.6%)しており、平均時給の伸びも前月比+0.4%、前年比+4.4%と予想(それぞれ0.3、4.2)比、上振れです(前月の実績とは同じ)。総じてみて賃金インフレに警戒を要する内容で、依然として7月利上げを最後とみるのはまだ時期尚早です。とは言え、一昨日のADP雇用報告ほどのインパクトもなく、株、債券、為替市場とも比較的冷静な反応です。(日本時間21時45分現在)


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