「仕事に役に立つ」という思い込みで時間を浪費する起業家
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注目のコメント
これは起業家に限らず、勤め人にも言えることですね。この中で特に起業家に当てはまるのは、メディア取材や講演の過剰対応でしょうか。知名度の低い新興企業にとって社長は広報上活用できる最大の武器ですが、まともにやると結構時間がかかる。
それ以上に厄介な副作用は、自分のパブリックイメージがどんどん肥大化すること。実態との乖離に悩んだり、自分自身がそのイメージに囚われてしまう。これは結構危ない。末期症状としては会社の成長や業績以上に自分のレピュテーションの方が気になるなんて状態に陥る人を見たこともあります。
広報活動は強烈な武器にもなるけれど、事業を育てるという本質を実直に全うしながら取り組みたいものです。ああ、この感じとてもよくわかります。
私も一時期仕事に役立つかも、と夜毎日のように、人と会う約束を入れてました。となると、どうなるか。ご飯を食べていても、しゃべっていても、これ、何かの企画に使えないかと常に考えてしまうわけです。そんな感じで、自分も楽しくないどころか、相手もその前のめり感に薄々気づいていたのではないかと思います。
と気づいたのも、同じような人に会って、ものすごく引いてしまったからです。
それからは仕事の会食と自分が楽しむストレス発散のためのご飯をきっちり分けるようになりました。
強迫観念的にアポを入れることがなくなったら、自分で少しゆっくり考える時間もできました。新しい企画って何にもしていない時に、ポッと浮かぶものなんですよね。