日本も他人事ではない… 移民を増やすしか人口減対策がないのに踏み切れない中国
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「人口が多いことがいい」という考え方自体がおかしい。
中国は人口が多すぎるから一人っ子政策をやったわけだし、戦後の日本だって「狭い国土で人口が多すぎる」といって満州に進出し、戦後も少子化政策を取ったわけです。現在の環境問題や地球温暖化の問題の根本には人口が増えすぎたことにあります。
確かに、今のような急激な人口減少局面においては高齢者の比率が上がって社会保険料が高騰したり、社会資本維持の負担が増加する等の歪みは起こりますが、21世紀の後半頃にはそれも落ち着き、その後は緩やかな人口減少社会に落ち着くはずです。
「人口が多い方がいい」というのは「GDP=国力」という考え方があるからですが、要は国民一人当たりの所得や資産が多いことが重要なわけですし、所得が同じでも人口が少なくて広い家に住めたり、道路の渋滞がない方が豊かです。
「覇権国家」を目指している中国にとって、国民は「道具」ですから人口減少を深刻にとらえるのは分かりますが、日本はそろそろ発想を変えるべきだと思います。
特に移民の問題は「働き手」という観点ではなく、「共生」の視点から考えるべきだと思う。2200年頃には「従来的な日本人6000万人+移民による新しい日本人1000万人」ぐらいの国造りがいいのではないかと思います。人口減少の問題は中国や日本だけの話ではないですが、移民を増やすことはそれほど簡単ではないと思います。暮らしやすさはもちろん、移民者たちにとってのメリットがなければわざわざその国に住む理由がないので、実際には移民者数を増やしたくてもなかなか増えない可能性があると思います。
不法移民を増やさずに、EU加盟国のようにどこの国でも働ける仕組みがある。日本はTPP加盟国を活用して就労可能にすればいいだろうと思う。
一方で、EUの福祉国家と言われるスウェーデンなどは移民も受入れ過ぎ、働かない生活保護者が人口の1割以上に増え問題になっている。移民を受け入れた国の治安も悪化し、働かない、働けない移民の為に税金をアップしないと困る問題も起きている。