パキスタンでテロ40人死亡 政党集会、150人けが
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攻撃を受けたのは、パキスタン・ウラマー協会(JUI)という政党の集会です。
現場のパキスタン北西部は、アフガニスタンに隣り合ったパシュトゥーン人居住地域で、数々の武装勢力が跋扈しています。
とりわけ、最大勢力のパキスタン・ターリバーン運動(TTP)は、アフガニスタンからの支援を受けて、日常的に政府軍を攻撃し、実質的には北西部の支配者のようになっています。
攻撃を受けたパキスタン・ウラマー協会は、中央政府に参加しているとはいえ、ターリバーン支持の代表格の政党です。
パキスタン・ターリバーン運動から攻撃を受けるとは考えにくいです。
下手人として考えられるのは他の武装勢力、特にターリバーンの宿敵であるイスラーム国あたりでしょう。自爆による攻撃なので、とりわけイスラーム国がやった可能性が高いです。