日本のオフィスビルに海外の不動産投資家たちが注目する「これだけの理由」
コメント
注目のコメント
「日本の人口減少やおおむね低成長の経済を考えると、大きな利益を得ることは恐らく期待できないと話す。日本にリモートワークの潮流が戻ってこないという保証もなく、依然として様子見に徹する大手投資家もいる」
いかにも素人っぽい結論です。大儲けできないという見込みは、暴落が見込めないという予想の裏返しで、その分手堅い投資になるということ。不動産の利回りがさほど高くなくても、さらに低い金利のデットを引いてレバレッジをかければ、5〜7%くらいのエクイティリターンは容易に実現出来るのだから、日本の不動産投資はそこそこ魅力的だと評価すべきではないか?機関投資家にとっての悩みは、そもそも物件が売りに出ないというavailabilityイシューであって、フォートレスのようなファンドが、労使関係がややこしい池袋西武という火中の栗を拾ったり、GIC(シンガポールのソブリンファンド)が三井不動産の開発案件に出資したり、難易度の高いアプローチを敢えてやっているのは、その課題を乗り越えようとしているから。PAGによるハウステンボス買収も同じ。
申し訳ないが「様子見に徹している」投資家は、実力不足だと考えるのが普通だと思う。三鬼商事による都心ビジネス中心の6月の空室率は6.48%で、2ヶ月連続的増加。
https://www.miki-shoji.co.jp/rent/report/branch/21
ちなみに、2020年1月の空室率は1.5%程度です。
都心ビジネス区での地供給過剰の目安は5%とされていますが、これを他国とどう比較するかはなんとも。
最近、アメリカでのオフィス回帰が止まったのでは、という下記記事に多くのコメントが寄せられました。
https://newspicks.com/news/8690599
日本ではどうなるのか、私個人はリモートできる環境の人はどんどんやれば良いとは思いますが、企業トップの動向が大きく影響するのでしょうね。
ちなみに、別記事でもコメントしていますが、都心では人口減の影響は少ないと考えています。
https://newspicks.com/news/8683781
上記は住まいに関してのコメントですが、オフィスも都心などはは当面は価値を維持し続けるのではないでしょうか。
ただ、物件による収益の差はどんどん広がるかも。
そして地方都市は、一定の需要はありつつも価値や特色を提供できなかったところから、どんどん厳しくなるのではと考えています。単純に安いから。そりゃ投資しますよね。利回り考えたらこんないい投資先はない。かつて日本も海外の不動産、買いまくっていたじゃないですか。ロックフェラーセンターまで買っちゃったんだから。