日本企業所有貨物船で火災、高級車など約3000台積載-オランダ沖
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注目のコメント
「EVの1台で出火した可能性があり、火災が数日続くかもしれないと伝えた」 (@@。
ニッケル、マンガン、コバルトなど三元系の材料を正極材に使うリチウムイオン電池は、振動等で内部構造が壊れてショートしたり高温に晒されたりして火が付くと、酸素を吹き出して燃えるので、水を掛けたり酸素を遮断したりしても消火出来ません。リン酸鉄リチウムといったオリビン系を使ったリチウムイオン電池は、酸素を吹き出すことが無いので安全性が高いですが、電圧等を得るのが技術的に難しく、日米欧の主な自動車メーカーは主に三元系の電池を使っているはずです。冒頭の一文が正しいなら、折からの高温や振動で、三元系の電池の一つが火を噴いたのかもしれません。
近時、大型の蓄電池が日本の家庭等にも入り始めていますが、安全確保の手段には二通りあって、一つは電池セルそのものを安全性の高いオリビン系で作る、他の一つは電池セルを危ないものと割り切って、蓄電池の筐体(≒箱)の強度を高めて壊れ難くし電子的な監視を高度化して守る、という二つです。前者は絶対的に安全ですが、後者は地震で押しつぶされたり何かの原因で高温になったりしたら火を噴いて燃えだして、水をかけても消えません。
太陽光と蓄電池の設置が推奨されていますけど、ご自宅に蓄電池を入れるなら、どちらの電池が確認しておく必要がありそうな・・・ (^^;EVの輸送が増えている中,懸念されていたことが起こった形です.
発火のリスクが高いということになると,自動車関連のサプライチェーンをより短いものにする(欧州なら中東欧,北米ならメキシコなどで生産を多くする)ことが検討されるようになるかもしれません.
この辺は,輸送コストと技術進歩の兼ね合いだとは思いますが...EV専用の運搬船が必要かもしれません。火災時に一台一台隔離して水没させる装置を搭載したような。
(以下コメント転載)
昨年も燃えて沈没しましたが、一度EVが燃えだすと船上での消火は困難です。
https://newspicks.com/news/6779428
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