ウォール街のAI利用にSECが新ルール案、データ分析や商品推奨で
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金融機関のAI活用は進んでいます。記事にあるように、もっぱら内部利用が中心でしたが、生成AIの登場で顧客対応にも広がることは確実です。
しかし、金融商品の推奨で自社利益の最大化だけを目指せば、顧客に損害を与えることになります。それだけでは無く、金融リスクの説明不足や誤情報の提供、プロファイリングによる推奨の偏見など、生成AI特有のリスクもあります。また生成AIを介した意図しないファイアウォール規制違反も起こりえるでしょう。
一般とは異なるAI規制が必要となるのは自然な流れです。この記事だけでは具体的な規制はわかりませんが、数年前からボロ株の仕手戦が流行ったことで、2021年6月24日に米下院金融委員会が規制を発表しています。これに続いて市場操作を厳しくとりしまるルールは追加されそうです。