国交省、ビッグモーターに聞き取り調査開始 不正内容を確認
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これまでは、会社が依頼者になって費用負担もする特別調査委員会が相手だったが、ここからは法的権限を持った人たちが踏み込んでくるステージに入ったということです。まずは国交省から、それに続いて消費者保護の観点から消費者庁、保険契約の切り口で金融庁、さらに詐欺行為という視点からは東京地検特捜が動き出す可能性もあると考えるべきです。当然ですが、彼らは相手の都合などお構いなしに、自分のペースで入って来て、納得する結果が出るまでとどまるでしょう。調査の技術論からいえば各省庁生え抜きの職員だけでなく、国税庁などから出向しているスタッフも動員出来るはずなので、ビッグモーターにとっては、長く厳しい夏(場合によっては、秋から冬)になると私は思います。
国交省は自賠責保険が不正の手段に利用されていたことを真摯に反省し、今の損保業界の自主性に依存しているやり方を改めなければなりません。
強制保険のユーザー負担の重みを噛み締めるべきです。ビッグモーター事件は、違法行為、不正行為、不適切行為が多数混在していて、ネタとして尽きないのでメディアも記事をたくさん出して来ますが、早く収束させて会社を再建させるなり、整理するなりして、面白おかしい報道で国民が麻痺する前になんとかして欲しいです。
取り敢えず、事業内容から国交省のヒアリングなのかもしれませんが、一元管理者としては国交省より警察や検察の方が機能するように感じます。
このヒアリングがあるから、昨日前社長は記者会見して社長交代したのですね。
社長就任した直後に、業務用LINEを削除するように指示をした社長、どんな対応となるのかには確かに関心はあります。
つっこみ所満載で、国交省の手に負えないかもしれません。
