FOMCとECBは追加利上げへ、日銀は現状維持か-今週の政策決定
Bloomberg.com
99Picks
コメント
注目のコメント
ドル円も141円台後半のままで推移しており、ここまでは織り込み済み。あとはそれぞれの記者会見が重要です。パウエル議長会見は27日の午前3時半、ラガルド総裁が同日の午後9時45分、植田総裁が28日の午後3時半です。
(追記)YCC修正に関して植田総裁が「サプライズやむなし」とのスタンスである点を頭の片隅に置いておきましょう。3中銀の中で、今後半年間のFOMCの政策予想は、囲碁でたとえれば「細かい寄せ」の局面に入ってきています。今回0.25%の利上げの後は、さらに0.25%の追加利上げが「ある」「ない」の二者択一ではないでしょうか。景気の力強さからしますと、商業用不動産ミニバブルの崩壊でもない限り、当面は利下げが見込みにくいかと思われます。8月のジャクソンホール会議や、9月19~20日のFOMCの決定と経済見通しに注目したいところです。
米国と欧州の利上げは、日本経済に更に影響が出るでしょう。まずは、日本より金利が高いドルを買う動きが強まるので、円安傾向がさらに強まる可能性があります。
円安は輸出企業にとってはプラスだが、輸入物価の上昇につながり、家計や企業の負担を重くする要因にもなるでしょう。