【舞台裏】YOASOBIの「アイドル」が超絶ヒットした理由。
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注目のコメント
解説させていただきました。
YOASOBIについてがメインということで「Gacha Pop」はボーカロイドやアニソン文脈を中心に語りましたが、imaseやなとりなど、R&B、チルのテイストを持った新世代のアーティストも海外人気を獲得してきているので、こちらも注目です。全体的に興味深く観ました。
ただ、インドネシアが英語圏という認識は初めて聞きました。インドネシア経由で拡散するという指摘は、価値があるものの、英語圏という理由付けでよいものかどうか。
ジャカルタや観光地では、一般の人でもそれなりに通じる人もいますが、全体でみれば英語が通じるとは言いがたい(仕事は英語で済みますが、それは、こちらが外国人でインドネシア語ができないので、相手が英語をできる人をだしてくる/インドネシアの大企業では英語圏海外留学組が珍しくないため)
英語圏とまで言うには、シンガポール、マレーシア、フィリピンのように、市井の人々も英語をだいたい解する国である必要があるでしょう。
言語の前に、「デスメタルインドネシア」で浮き彫りになったように、インドネシアはメタル大国。メタルに限らず、インドネシアは音楽大国といえます。2.6億人市場で、発信力もある。個人的には、そもそも音楽大国であるこのである方が重要な要素と思っています。英語圏だから、と言ってしまうと、近隣のコモンウエルス諸国も同様のことが言えてしまいますが、そうはなっていません。インドネシア経由で米国市場に伝播することの理由は、英語が理由ではないと思われます。
また、K-POPと優劣を付けることは変だとのご指摘は完全に同意です。解説面白かったです!
こちらの解説を聞きながら、個人的に思っていたことは、「クランチロール」の権利処理の話がさらっとありましたが、Youtubeも権利処理をしていった経緯のお話も聞いたことがあり、労力がかかるが大きなサービスになるベースとなっていると感じました。