「丸パクリ疑惑」中国発のSHEIN(シーイン)また訴えられる 米で止まない訴訟問題
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もっともサステナブル意識が高いとされるZ世代が、実は「安くてかわいい」SHEINをもっとも購入しているというダブルスタンダード。倫理観はお財布事情の二の次にくるようで…
シーインが意図的にデザインを盗用しているというよりは、1日6,000点のアイテムをリリースする中で、発注先含めて統制が取れていない(上がってきたデザインやプロダクトが何かを盗用したものなのかどうか判断できないままリリースしている)のが実情かと思います。盗用が意図的ではないだけであって、可能性としての盗用を許容しているという意味では大差ないですが…。
自然環境や労働環境に対する配慮が求められて、倫理性の中で「一歩ずつでもサステナビリティに向けてコストを投じて動いているブランドや小売」を支持する消費者が増えてきた一方で「とにかく安い方が良い」という消費者層も当然ながら健在で、なりふり構わずそこにフォーカスされると周りはなかなか太刀打ちできません。
禁止されてるドーピングやSPEEDO社の高速水着で1位を取って喝采を浴びているような状況。
こうなってくるともうある程度はリーガルマターな気がします…。サステナブルがまだまだ一部の意識高い人だけのものかよくわかります。それだけにとても難しい問題ですね。
詐欺や盗用、強制労働の疑惑があることを知らないんだとは思いますが、これだけの消費者に爆発的に買われているわけですから。ニュースを見なければ、新聞を読まなければ、もっと言えばアメリカに住んでいて英語が得意じゃなければ、サステナブルが何かを理解することどころか知ることさえも難しいでしょう。